山(荒島岳)振り返り
福井県にある荒島岳ははじめて本格的に登山した山です。(怪我したけど。。)
まずは、前日に越前大野駅まで行って泊まりました。
夜ご飯は越前大野のご当地食べ物「醤油カツ丼」
というのがおすすめだそうで食べたのですが
そんなことより付け合わせの蕎麦が美味しくてびっくり。
蕎麦だけ単品でおかわりしました。
後で調べたら越前大野は名水百選に選ばれているそうで、どおりで。と思いました。
普通の蕎麦でも十分美味しいのでオススメです。
大野城にも行きました。
小高い山の上にあり、早朝反対の山に登れば
季節によってはラピュタみたいに見えるそうです。
自分は夜行きましたが大好きなカナヘビとかいて楽しかったです。
荒島岳の当日。6時過ぎに出発したので
10時半には無事登頂しました。
途中、雲が山に沿って昇りゆく姿は本当にいいなぁって
登山の良さをしみじみ。
季節柄アブが多くて大変でしたが、虫は平気なので払いながらどんどん登れました。
荒島岳、山頂です。
山頂から。なんか幻想的。
さて下山。1000メートル付近で右足首を怪我してしまいました。。
怪我した理由ですが完全に舐めてました。
テンション上がって無理な動きでもしたんでしょう。
足元の確認ができていませんでした。
(正直一瞬のことであまり覚えていません)
最初の1時間で80メートルしか下れなかったことで
ヤバさがわかり、冷静にどうしようか考えました。
(標準タイムは2時間で下山なんで1時間で700メートルくらい下れる)
全部おりるには夜になる。というのが現実的な予測です。
当たり前ですけど本当に足が痛い。全部体重かかるので。
レスキューに連絡するか迷いました。
でも、レスキューに頼むにしては山の上過ぎます。
こんな岩場を自分を背負って降りてもらうには大変すぎる。。とにかく出来るところまでくだろうとおもって
後は、もう無になって下りました。
荷物は全部同行者に持ってもらいました。
身体のスイッチも切り替わって生命維持モードになったのか
全然水を飲まなくても動けました。超絶省エネモード。
(6時間半で100mℓくらいしか水飲まなかったです。)
駅について泣きたくなるくらい安心した。
身体のモードがスーッと戻って、コカコーラをガブガブ二本飲みました。
身体にしみわたる、、、やばいくらいに美味しい。
不思議な気持ちにもなりました。
下りの途中600メートルくらいのところで物凄い大きな蜂を見たんです。
足のせいでスッとは通り過ぎることができないので、
息を飲んでじっとして神様に祈りました。
蜂はこちらを一瞥もせずに悠々と飛んで行きました。
同行者は蜂が神に見えたそうです。
汗が引くくらい怖かったけど、このシーンをよくスローモーションで思い出します。
下山の時杖がわりに使った木の枝は今でもうちにあります。
1ヶ月以上杖生活でした。マジンガーZの杖買いました。カッコいい!エヴァモデルとかあればそれも欲しかったな。