うらんは何してるか

しがないサラリーマンです。アウトドア、格闘技、ロック(ナンバーガール)、JOJO、三国志、ビールがすき。うらんは犬の名前です。

山(荒島岳)振り返り

福井県にある荒島岳ははじめて本格的に登山した山です。(怪我したけど。。)
まずは、前日に越前大野駅まで行って泊まりました。
夜ご飯は越前大野のご当地食べ物「醤油カツ丼」
というのがおすすめだそうで食べたのですが
そんなことより付け合わせの蕎麦が美味しくてびっくり。
蕎麦だけ単品でおかわりしました。
後で調べたら越前大野は名水百選に選ばれているそうで、どおりで。と思いました。
普通の蕎麦でも十分美味しいのでオススメです。

大野城にも行きました。
小高い山の上にあり、早朝反対の山に登れば
季節によってはラピュタみたいに見えるそうです。
自分は夜行きましたが大好きなカナヘビとかいて楽しかったです。

荒島岳の当日。6時過ぎに出発したので
10時半には無事登頂しました。
途中、雲が山に沿って昇りゆく姿は本当にいいなぁって
登山の良さをしみじみ。
季節柄アブが多くて大変でしたが、虫は平気なので払いながらどんどん登れました。

荒島岳から前方に荒島岳を確認。堂々としていてカッコいい。
f:id:uranUntitled:20190810084445j:plain

荒島岳、山頂です。
f:id:uranUntitled:20200312010418j:plain

山頂から。なんか幻想的。
f:id:uranUntitled:20190810083942j:plain

さて下山。1000メートル付近で右足首を怪我してしまいました。。
怪我した理由ですが完全に舐めてました。
テンション上がって無理な動きでもしたんでしょう。
足元の確認ができていませんでした。
(正直一瞬のことであまり覚えていません)

最初の1時間で80メートルしか下れなかったことで
ヤバさがわかり、冷静にどうしようか考えました。
(標準タイムは2時間で下山なんで1時間で700メートルくらい下れる)
全部おりるには夜になる。というのが現実的な予測です。
当たり前ですけど本当に足が痛い。全部体重かかるので。
レスキューに連絡するか迷いました。
でも、レスキューに頼むにしては山の上過ぎます。
こんな岩場を自分を背負って降りてもらうには大変すぎる。。とにかく出来るところまでくだろうとおもって
後は、もう無になって下りました。
荷物は全部同行者に持ってもらいました。
身体のスイッチも切り替わって生命維持モードになったのか
全然水を飲まなくても動けました。超絶省エネモード。
(6時間半で100mℓくらいしか水飲まなかったです。)
駅について泣きたくなるくらい安心した。
身体のモードがスーッと戻って、コカコーラをガブガブ二本飲みました。
身体にしみわたる、、、やばいくらいに美味しい。

f:id:uranUntitled:20200312004747j:plain

f:id:uranUntitled:20200312004818j:plain

不思議な気持ちにもなりました。
下りの途中600メートルくらいのところで物凄い大きな蜂を見たんです。
足のせいでスッとは通り過ぎることができないので、
息を飲んでじっとして神様に祈りました。
蜂はこちらを一瞥もせずに悠々と飛んで行きました。
同行者は蜂が神に見えたそうです。
汗が引くくらい怖かったけど、このシーンをよくスローモーションで思い出します。

下山の時杖がわりに使った木の枝は今でもうちにあります。
1ヶ月以上杖生活でした。マジンガーZの杖買いました。カッコいい!エヴァモデルとかあればそれも欲しかったな。

f:id:uranUntitled:20190820202306j:plain